Re-intégrer la culture japonaise – 日本文化に再適合する

フランスから日本に戻り、7年
程が過ぎましたが、帰ってきた
当初は日本の文化に再適合する
ことにかなり苦労をしました。


日本もフランスも、他者に
対する敬意は社会で求められる
国でありながらも、その示し方
が全然違うので、一度海外に出て
違う価値観が出来てしまうと
母国の習慣に違和感を感じるように
なるものだ、ということを実感した
機会でもありました。


フランスにいる時は、taxiで
騙されないか、とか、スリに
合わないか、など、日々の生活
の中に緊張感があったので
そのような緊張感が必要ない
日本はありがたいと感じる反面
満員電車から降りる際に、お互いを
押しながら外に出る習慣には
未だになれることが出来ません 笑


フランスでは、人混みをかき分けて
電車を降りたい時は必ず
“Pardon. すいません”と言いながら
降りますし、他人にぶつかってしまった
際にも”Pardon. すいません”と必ず
謝り、それをしない人は、少しおかしい
人だと見なされ、周りの人がしかめ面
をすることが普通でしたので、それが
ないことには違和感を感じてしまいます。


帰任した当時に配属になった部署も
海外志向が強くない方が権力を
持っていたため、global全体のことを
考える仕事の方針がなく、ヨーロッパで
培った経験を活かすことが出来ない
ことにもやりがいを見出せず、フランスに
そのままいた方が幸せだったのでは
ないか、と自問自答したこともありました。


そのような中でも、自分に与えられた
仕事にベストを尽くし、職場環境にも慣れ
このままここで働いても楽しいかもしれない
と感じた矢先に異動となり、そこから
日本にいつつも、フランスにいた時のような
環境で働くことができるようになり
フランス側の企業との仕事を担当できる
ようになり、今に至るので、止まない
雨はないのだ、と思えるようになりました。


自分だけでなく、周りの人を見ていても
今起こっていることが必ず次のステップに
繋がることが隠れているので
例え今が苦しくても、前が見えなくても
それでも目の前にあることを、ゆっくり
でもこなしていくことが、自分の次の
ステップに繋がるのだと思います。


私は日本文化に100%再適合した
生き方は全くできていませんが
それでも、自分なりに居場所を見つけて
好きな人たちに囲まれて、好きな
場所に住んで、好きな仕事が
出来ているので、居場所は自分自身
で作ればいいのだ、と考えることが
出来るようになりました。


大切なことは、自分の決断を信じ
自分自身を信じてあげて
自分が決めた道をまっすぐ進んで
いくことなのではないかと思います。


そうすれば、自分が見たい景色が
必ず目の前に広がってくるはず
なのです。

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