La vie professionelle et la vie privé – 仕事とプライベート

”ライフワークバランスを大切にする”
という言葉は、この10年ぐらい、日本
でもたくさん飛び交っているのでは、と
思います。


先日、ある企業主催の働き方改革セミナー
と言うものに参加しましたが、働き方
改革から1年経った今、成功している
企業は12%ほどとのことでした。


私は企画の仕事をしているのと、仕事の
パートナーが海外にいるため、自分の
予定が組みやすく、長期の休みも取り
易いため、働き方改革で何かが変わった
か、と言われるとあまりピンとこない
のですが、在宅が当たり前になった世の中
で、前例がない、やったことはないという
言葉が通用しない時代になっている、と
言う言葉には非常に納得しました。


フランス人と仕事をしていて、彼らは
おしゃべりする時間は非常に長いの
ですが 笑、それでも、仕事の効率は
日本人よりいいと感じます。
その背景には、業務の責任範囲が明確である
ということや、マニュアル作業は単純作業
をやる人と、ブレーンとなる人の業務が
はっきり分かれている所もあると思いますが
学校教育の構造にも影響をしているのでは
ないかと思います。


小学校一年生から夕方まで授業がある代わり
6週間ごとにバカンスがやってきたり
また、私の世代の人たちは、水曜日に学校
がなかったようです。
しっかり勉強し、その後しっかり休む、と言う
リズムを幼少時代から身につけているため
仕事をする際にもそのリズムがはっきりして
いるのだと思いました。


仕事をする様子を見ていても、集中して
仕事をし、coffee breakを同僚たちとして
また仕事に戻るなど、定期的にリフレッシュ
をしています。
彼らは長時間働くと効率が下がるという考え方
があるので、効率を下げないために、定期的
なbreakを入れているのです。


フランスには、大学とは別に、エリート養成
学校と言われる、grande école
グランゼコール という学校があるのですが
ここを出ないと、フランス企業のエグゼクティブ
にはなれず、また官僚にもなることはできない
と言われています。
grande écoleに入るためには、先ずはセンター
試験のようなものをパスせねばならず、そこで
合格した人たちは、準備期間用の学校に入学する
ことができ、その学校でひたすら1年間勉強し
続けます。
勉強がとても大変なので、同僚のお嬢様達は
通える距離にもかかわらず、学校の中の
寮に住んでいました。
その後、試験を受けるのですが、朝の
8h30-18h30まで、3週間か3週間半の間
続くらしいのです。
友人達は皆、口を揃えてこの期間が一番辛かっ
たと言います。grande écoleでの授業も恐ら
くかなり大変だとは思うのですが、それ以上
にこの準備期間の勉強と、テストが大変のよ
うなのです。そして、この期間を乗り越えた
ということが、彼らの誇りにもなっている
ように感じました。


話を聞くだけで、こちらも疲れるほど 笑 大変
な内容なのですが、これを乗り越えている訳
ですから、フランスのエリート達は集中力も
根性も体力も逞しいな、と感じます。
仕事のスタイルも、目先のことをモグラ叩き
することを好まず、時間が欠けても、根本原因
が解決できるやり方を考えることを好みます。


かといって、完璧ではなく、割と漏れがある
所がフランス人の愛らしさなのですが 笑
ライフワークバランスを考える上で、勉強
になるところは沢山ある、とそんな愛らしさ
満載のフランス人を見ながら思うのでした。

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