La France et moi – フランスと私

フランスとの出会いは、たまたま大学で
仏文科に入学したからでしたが
実際にフランスを訪れ、またフランス人
との人間関係を構築するにつれ
この国の風土や文化、国民性が自分の性格と
非常にマッチしているのだと感じました。


私は、海外で生まれ育ったわけでもなく
海外の人と常に一緒に過ごしていた訳
ではないですし
海外志向の人間は、家族に誰もいません。


そんな私ですが、フランス人にとっても
私の気質が合うのか、仕事で出会った人
たちと、結果的にプライベーでも
お付き合いをするケースが割とあります。


以前ブログでも書きましたが
フランス人は仕事とプライベートを
きっちり分けており、同僚と私生活で
付き合うことは、ほぼありません。


そのようなcommunityの中で馴染み
毎回、出張に行くと、鈍感な私でも
私はもしかして、この人たちから
好かれているのかなと感じる程 笑
大歓迎してくれている辺り
この国と自分の絆は特別な
ものがあるのではないか、と
思うようになりました。


振り返ってみると、私が病気で自分の
目の前が真っ暗になってしまった時
私の生きる希望を与えてくれたのは
フランスでした。


大学院に入りたてにも関わらず
病気で布団から起き上がることも
出来ず、毎日天井を見て過ごし
自分の人生はこれで終わるのかな
と思っていた時に
私に目的を与えてくれたのは
フランス語のDALFの試験でした。


フランス語にはDEL/DALFと言う
フランスの教育省が交付する資格があり
これをすべて取得すれば、フランスの
大学入試試験を受ける際に、フランス人と
同等のフランス語力があると見なされ
外国人が受けなければいけない
フランス語の試験をパスできるのですが
当時、DALFのC2の試験を受けるために
申し込みだけはしていた状態でした。


電車に2時間以上乗って、試験会場まで
行けるような状態では全くありません
でしたが、自分の中で何か思うことが
あったのだと思います。
気力を振り絞り、DALFの試験を受けに
行きました。
そして、口頭試験でフランス語を
話した時にフランス語を話す楽しみが
自分の中に蘇ってきました。


その時に、体はボロボロになっても
頭は動くから大丈夫。自分には
フランス語がまだ残っているいるんだ
という自信に変換出来、そこから
少しずつ前を向いて生きていくことが
出来るようになりました。


結果DALFは合格しましたが
あの時に、自分の健康状態に負けて
テストを受けなければ、私の人生は
変わっていたかもしれません。


就職した後も、また体を壊して
しまったのですが
その時に私を救ってくれたのも
フランスという国でした。


Working holidayのVisaを取り
あてもなくフランスに渡ったものの
出発前に履歴書を送っていた会社
から、フランス到着の翌日に
面接に呼んで頂き、結果、仕事が
決まり、その後フランスで転職まで
することができました。
フランスで4年間働いたお陰で
日本で刷り込まれた
”私は企業の総合職ではもう働けない”
と言う、思いを払拭させるだけの
自信を取り戻させてもらうことが
出来ました。


もし、この経験がなければ、フランスと
日本を行き来し、フランス人と日本人を
繋ぐ仕事をする私はいなかったでしょう。


人生が行き詰ってしまった時に
側で立ち直るきっかけと希望を与え
続けてくれたフランスに対して、私自身が
恩返しをする時がきたのではないかと
昨日、Asamiさんとお話をして
思うようになりました。


フランスに助けてもらう自分は卒業
フランスを支える自分になろう


今は、そう決めています。

















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